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第1四半期好調で中間予想を上方修正  黒崎播磨    耐火物需要伸び売上高41%増

 耐火物製造大手の黒崎播磨株式会社(北九州市八幡西区東浜町、浜本康男社長)の11年3月期第1四半期決算(10年4―6月)は、売上高が前年同期比41・6%増の237億45百万円、経常利益は15億64百万円(前年同期は2億11百万円の赤字)で黒字化した。  主要得意先である鉄鋼業界の粗鋼生産量が急増し、それに伴い耐火物需要も大幅に回復。主要事業である耐火物事業が伸びて大幅増収につながった。工場稼働率が… もっと読む »


総工費1億円でワインバー、高級客室を改装  ホテルオークラ福岡    全体平均稼働80%台を目指す

 株式会社ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町、徳安弘明社長)は8月23日、同社一階フロアのワインバー「バロン オークラ バー」とデラックスタイプの高級客室13室をリニューアルすることを明らかにした。総工費は1億円で、完成はバーが今年9月末、客室は10月末の予定。  来年3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業を背景に、国内や海外観光客の新規獲得、館内施設イメージ一新を図るのが狙い。ワインバーのフ… もっと読む »


サバ茶漬けの素を発売  ジャパンシーフーズ    11月までに

 鮮魚加工業の株式会社ジャパンシーフーズ(福岡市南区井尻5丁目、井上幸一社長)は11月をめどに、サバ茶漬けの素を発売する。  鮮魚をそのまま使用した茶漬けの素シリーズで、「ごまあじ茶漬け」「うなぎ茶漬け」に続く3アイテム目。商品名は「真サバ茶漬け」。生サバを、鮮魚から独自の手法で抽出したコラーゲンによるゼラチン状の出汁で包んだ、ポーション状の商品。お湯を注ぐとゼラチンが溶け出し、生サバが現れるのが… もっと読む »


業況判断など主要3項目で緩やかな回復傾向  北九州商工会議所    運輸業好調、建設・小売業は低調

 北九州商工会議所(北九州市小倉北区紺屋町、重渕雅敏会頭)は8月10日、2010年度第1四半期(4月~6月期)の経営動向調査を発表した。調査期間は6月21日から7月2日で、474社からアンケートの回答を得た。  プラス傾向(増加・上昇・改善)からマイナス傾向(減少・下降・悪化)を差し引いたDI(景気動向指数)は、業況判断、売上高、経常利益の3項目で、いずれも3期連続で改善した。特に業況判断DIは前… もっと読む »


中央区薬院1丁目に本社事務所を拡張移転  メディアファイブ    10月12日付け

 システム開発、ITエンジニア派遣のメディアファイブ株式会社(福岡市中央区天神3丁目、上野英理也社長)は、10月12日付で同区薬院1丁目のオフィスビルに本社事務所を拡張移転する。  今年度からスタートした3カ年中期経営計画の一環で、SI事業(ソフトウエア受託開発)やスクール事業拡大に伴い業務環境を整えるもの。移転先は、城南線の城東橋交差点北側「薬院ビジネスガーデン」6階。フロア面積は520平方m。… もっと読む »


第1四半期は天候不順で減収減益  ナフコ    販管費増で経常2割減

 ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する株式会社ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、深町勝義社長)の11年3月期第1四半期決算(4~6月)は、売上高が前年同期比1・4%減の553億3千万円、経常利益が21・4%減の35億6千万円で減収減益だった。  期中は広島、兵庫両県に各2店舗、徳島、大阪、大分各府県に、それぞれ1店舗の計7店舗を新規出店したが、気温の低下や長雨など天候不順… もっと読む »


行橋市の稲童工業団地に自動車部品工場  愛知県の名古屋パイプ    5年間で約25億円投資

 鋼管製造、加工の名古屋パイプ株式会社(愛知県東浦町、花井伸夫社長)は、2億5千万円かけ行橋市稲童字浜に自動車部品の製造工場を建設する。着工は10月上旬で、来年2月の稼働を目指す。  同社は主に自動車専用シートの骨格部品を製造しており、北部九州に生産拠点を置く各自動車メーカーの生産台数が回復していることから鋼管部分の需要増を見込んで同市内の工場から拡張移転する。場所は、JR九州日豊本線「新田原」駅… もっと読む »


子会社の朝日エンタープライズ、三洋信販を吸収合併  三井住友グループのプロミス    10月1日付で

 三井住友銀行グループの大手消費者金融業、プロミス株式会社(東京都千代田区、久保健社長)は、10月1日付で百%子会社の朝日エンタープライズ株式会社(同所、杉木俊文社長)と、その百%子会社の三洋信販株式会社(福岡市博多区上呉服町、松本睦彦社長)を吸収合併する。  プロミスは2007年9月に三洋信販を連結子会社とし、三洋信販の「ポケットバンク」を活用したダブルブランドで顧客基盤の拡大を進めるとともに、… もっと読む »


4―6月期は新規利用者獲得、サービス向上で増収  シダー    通期は増収減益見込む

 デイサービス、介護付有料老人ホームを展開する株式会社シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、山崎嘉忠社長)の2011年3月期第1四半期決算は、売上高が前期比8・2%増の21億62百万円、経常利益が51・3%減の44百万円で増収減益だった。  収益面は、既存施設の稼働率を上げるためリニューアルを進め新規利用者の獲得、サービスの向上に努め、増収となった。利益面は施設運営の効率化、経費削減に取り組んだが、… もっと読む »


石炭販売が好調で第1四半期売上高は47%増  三井松島産業    経常利益は88%減

 石炭販売の株式会社三井松島産業(福岡市中央区大手門1丁目、串間新一郎社長)の2011年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比46・6%増の223億3百万円、経常利益が同81・5%減の3億29百万円だった。  石炭販売事業が好調で増収となったが、09年1月から3月にかけて安価な石炭をを販売したことやリサイクル・合金事業の赤字が響き、大幅な減益となった。事業別に、燃料事業は売上高205億98… もっと読む »