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第1四半期は天候不順で減収減益  ナフコ    販管費増で経常2割減


 ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する株式会社ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、深町勝義社長)の11年3月期第1四半期決算(4~6月)は、売上高が前年同期比1・4%減の553億3千万円、経常利益が21・4%減の35億6千万円で減収減益だった。
 期中は広島、兵庫両県に各2店舗、徳島、大阪、大分各府県に、それぞれ1店舗の計7店舗を新規出店したが、気温の低下や長雨など天候不順の影響や前年同期の売り上げが大きく伸びた(7・9%)反動で減収となった。売上総利益も2・2%減となる一方で新規出店費用などが増えて販管費は4・2%増。営業利益は21・7%減の35億26百万円、四半期純利益は会計基準の変更による特別損失計上もあり24・0%減の17億29百万円となった。商品別の売り上げも、主力の資材・DIY・園芸関係が1・2%減の226億16百万円、生活用品が1・5%減の156億21百万円、家具・ホームファッション用品が0・1%減の113億99百万円、その他が4・6%減の56億93百万円で軒並み前年同期を割り込んでいる。中間期、通期ともに5月に発表した業績予想に変更はない。