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4―6月期は新規利用者獲得、サービス向上で増収  シダー    通期は増収減益見込む


 デイサービス、介護付有料老人ホームを展開する株式会社シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、山崎嘉忠社長)の2011年3月期第1四半期決算は、売上高が前期比8・2%増の21億62百万円、経常利益が51・3%減の44百万円で増収減益だった。
 収益面は、既存施設の稼働率を上げるためリニューアルを進め新規利用者の獲得、サービスの向上に努め、増収となった。利益面は施設運営の効率化、経費削減に取り組んだが、減益だった。
 事業別にみると、デイサービス事業は山梨県甲府市に「あおぞらの里甲府デイサービスセンター」を新規開設したほか、既存施設のリニューアルやサービスの質向上、積極的な営業展開に取り組んだ結果、登録利用者数が増加。売上高が4・1%増の8億1540万円だった。施設サービス事業は秋田市に「ラ・ナシカあきた」を新規開設し、施設稼働率の向上に努め、売上高は12・1%増の11億5782万円だった。通期は売上高が5・1%増の87億59百万円、経常利益が13・4%減の3億63百万円の増収減益を見込んでいる。