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海外の地熱発電事業を積極化  西日本技術開発     ペルー、ボリビアで受注

 九州電力の子会社で電力整備などのエンジニアリングを手がける西日本技術開発株式会社(福岡市中央区渡辺通1丁目、樋口勝彦社長)は今年度、海外での地熱発電開発の技術支援を拡大する。  同社は世界でトップクラスの技術を持つ地熱発電事業をはじめ海外50カ国以上で社会基盤構築のコンサルティングを展開。昨年9月には国際協力機構(JICA)の委託事業としてベトナムの電力技術基準普及プログラムを受注するなど一定の… もっと読む »


橋りょう用防護柵のリニューアル需要増で7%増収  昭和鉄工    固定費や原材料費削減で黒字回復

 熱源・空調関連機器メーカーの昭和鉄工株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、山本駿一社長)の2011年3月期連結決算は、売上高が6・5%増の118億37万円、経常利益が85百万円(前期は5億26百万円赤字)となった。  橋りょう用防護柵のリニューアル需要が増加し素形材加工事業の景観製品が好調だったほか、台湾の液晶パネルメーカーから熱処理炉の大型受注があり増収となった。損益面では、売上高の増加に加え、… もっと読む »


薬局の新規出店効果で売上高は3・4%増の727億円  総合メディカル    経常利益27・7%増

 医師の転職・開業支援や経営コンサルティング、保険調剤薬局などを手掛ける総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、金納健太郎社長)の11年3月期連結決算は、売上高が前年同期比3・4%増の727億89百万円、経常利益が同27・7%増の42億12百万円で増収増益だった。  薬局の新規出店を増収増益につないだ。事業別では、コンサルティングやレンタル、リースなどの医業支援事業は、医療機器の仕入れ・売… もっと読む »


ダイショーが久山町に4万821平方mの工場  福岡県許可開発事業    新潟市の福田組は須惠町に戸建て住宅

 ふくおか経済・株式会社地域情報センターが5月12日にまとめた、県の許可を新たに受けた市街化区域(千平方m以上)と市街化調整区域(第2種特定工作物を除き都市計画法第34条に該当するもの)、未線引き都市計画区域(3千平方m以上)の開発事業は、計19件だった。  今回、開発面積が最も広いのは、株式会社ダイショー(東京都墨田区亀沢1丁目、松本洋助社長)が久山町に開発する工場と倉庫の用地4万821平方mだ… もっと読む »


7月、東区馬出に先端医療の開発研究所を開所  九州大学    企業、海外機関との共同研究促進を

 九州大学(福岡市東区箱崎6丁目、有川節夫総長)が同東区馬出3丁目の九大病院敷地内に建設していた医療ロボットなど最先端医療技術の研究施設「先端医療イノベーションセンター」が4月25日に完成、7月27日に開所する。9月をめどに外来診察も開始する。  昨年7月に経済産業省の「先端イノベーション拠点整備事業」に採択され、総工費は21億円。6階建て延べ床面積約5千平方m。機械メーカー、製薬会社と共同で内視… もっと読む »


3年間で、管理戸数1万件を目指す  DIX    中期経営計画スタート

 不動産管理・仲介・開発の株式会社DIX(福岡市中央区大名1丁目、牧野修司社長)は、5月1日から不動産管理戸数1万件を目指す3カ年の中期経営計画を開始した。  中期経営計画では、企画・コンサル、管理受託、賃貸仲介の3事業を強化する。企画・コンサル事業では年間2、3件の不動産新規開発を手掛け、賃貸仲介業では今年7月に3店舗目の博多店をオープンする。また今後、福岡や東京でマンションオーナー向けにセミナ… もっと読む »


総合デザイン・イラスト専攻を設置  福岡デザインコミュニケーション専門学校    2年次から選択制に

 学校法人慈慶学園福岡デザインコミュニケーション専門学校(福岡市博多区石城町、木原義正校長)は今年度、総合デザイン・イラスト専攻を設置した。  同専攻は1年次にデザインやイラストの基礎講義を受け、2年次からプロマンガ専攻、グラフィックデザイン専攻のどちらかを選択できるシステム。同校では「絵を描くことが好きだが、いろいろなことに興味があり入学時には専攻を絞りきれない学生も多い。1年かけて絵の基礎を学… もっと読む »


新規駐車場開発と不動産事業の伸長で増収増益  トラストパーク    通期も大幅増益見込む

 駐車場経営のトラストパーク株式会社(福岡市博多区住吉4丁目、渡邉靖司社長)の11年6月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比58・8%増の57億4千万円、経常利益が約7・3倍の4億68百万円で大幅増収増益となった。  新規駐車場の開発強化、駐車場原価の見直しによる収益力向上、不動産事業の売り上げ増加で大幅増益となった。駐車場数は10年9月にM&Aした株式会社グランシップが管理する駐車場を合わ… もっと読む »


経済対策効果の反動で減収減益  ヤマウ    コンクリート製造販売は堅調

 コンクリート製品製造・販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、権藤勇夫社長)の11年3月期連結決算は、売上高が前期比8・9%減の135億41百万円、経常利益が同46・4%減の3億86百万円で減収減益だった。  営業強化を図った主力のコンクリート製品製造・販売事業が土木製品を中心に堅調な受注をみせたが、前年度に政府が実施した経済対策効果の反動で2期ぶりの減収。利益面では、減収基調に加え固… もっと読む »


3月期は海外耐火物需要の回復で大幅増収増益  黒崎播磨    経常利益は約2倍の58億円

 耐火物製造大手の黒崎播磨株式会社(北九州市八幡西区東浜町、浜本康男社長)の11年3月期連結決算は、売上高が前期比12・8%増の935億22百万円、経常利益は同93・8%増の58億53百万円で大幅増収増益となった。  海外を中心とした鉄鋼・耐火物需要の増加に伴い、近年の業績低迷から急回復。収益共に2けたの伸びを見せた。生産体制では、品種別事業部体制の導入や国内子会社3社を統合するなど経営の効率化に… もっと読む »