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生鮮食品強化策が奏功し中間期増収増益  スーパー大栄    生鮮ディスカウント店好調で期首予想上回る

 スーパーマーケットを福岡県内で展開する株式会社スーパー大栄(北九州市八幡西区中須1丁目、中山勝彦社長)の08年9月中間決算は、売上高が146億6400万円で前年同期比3・3%増、経常利益が7600万円で、同6600万円増の増収増益となった。  新規出店はなかったが、8月には既存SMを生鮮ディスカウント店「鮮ど市場上津店」に業態変更、また、地元農家が栽培した野菜・果物売り場の「地産地消」コーナーを… もっと読む »


25億円かけ九州新幹線鹿児島中央駅ビル増築  JR九州    10年春完成、1・5倍の広さに

 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、石原進社長)は、11月23日、九州新幹線鹿児島中央駅ビル(仮称)増築他工事に着手した。事業費は約25億円。完成は九州新幹線全線開業1年前の2010年春を予定。  これは全線開業を控える鹿児島中央駅を鹿児島の陸の玄関口とふさわしい駅とするべくリニューアルするもの。具体的には、混雑する2階の改札口前の中央通路を1・5倍に拡幅することで、ゆと… もっと読む »


北九州市の土地を最低価格16億円でネット競売  アセットリンク    16日午後1時から入札

 不動産コンサルティング、ネット競売の株式会社アセットリンク(福岡市中央区大名2丁目、中嶋裕二社長)は、12月16日、北九州市小倉北区の土地約1万4000平方mをネット競売にかける。  同社は、06年12月、九州初のインターネット不動産オークションシステム「リアル・バリュー」を開設。これまでのネット競売での成約は10件程度で、今回の競売の最低入札価格は16億円と過去最大の案件となる。競売にかけたの… もっと読む »


設立90周年企業は荒木窯業など4社  地域情報センター調べ    2010年の周年企業は597社

 ふくおか経済・株式会社地域情報センター(福岡市博多区博多駅東1丁目、松岡泰輔社長)は、2010年に周年を迎える地場企業を調べた。90周年迎える企業は、荒木窯業株式会社(久留米市荒木町)、清力酒造株式会社(大川市鐘ヶ江)、紙与産業株式会社(福岡市中央区天神1丁目)、九州郵船株式会社(福岡市博多区神屋町)の4社だった。  設立10周年から5年ごとに節目を迎える企業を調べたもので、今年12月10日に発… もっと読む »


博多区東那珂2丁目に明太子製造販売会社設立  大阪市のタケショク    3階建て本社工場建設、市内3カ所に出店

 魚卵の製造・販売の株式会社タケショク(大阪市生野区巽南4丁目、竹元宗美社長)は、9月、福岡市博多区東那珂2丁目に明太子製造・販売の株式会社千曲屋(同社長)を設立した。同所に建設していた3階建ての本社事務所と工場が11月11日から稼動、同日に同市内3カ所に直販店を出店した。  敷地面積1530平方mで、延べ床面積1307平方m。1階が事務所、製造ライン、2階が製造ライン、3階が検査室となっている。… もっと読む »


高額品、衣料品低迷で経常赤字6億7700万円  岩田屋    通期は経常9億円見込む

 株式会社岩田屋(福岡市中央区天神2丁目、速水俊夫社長)の09年3月期中間連結決算は、売上高が482億6700万円で前年同期比2・6%減、経常損益は前年同期の1億5700万円から6億7700万円の損失となった。  国内外の景気後退懸念に加え、原材料価格高騰を受けて、消費マインドが減退。高額品や衣料品を中心とした売上高が減少した。経費削減を進めたが利益額の減少を補うには至らなかった。営業損益は前年同… もっと読む »


中間期は増収赤字縮小  富士ピー・エス    通期予想は下方修正

 株式会社富士ピー・エスの09年3月期中間決算は、売上高が80億7400万円で前年同期比7・3%増、経常損失は8億2400万円で前年に比べて2億4900万円赤字幅を縮小した。  手持ち工事高の増加と、前年度以前に受注した赤字手持ち工事が減少したため赤字縮小となった。営業損失は8億5100万円で同2億7600万円減、半期純損失は8億9200万円で同1億8400万円減と、それぞれ赤字幅を縮小した。事業… もっと読む »


町内に150ヘクタールの産業団地構想  久芳菊司・久山町長    土地利用の活性化などを積極推進

 10月28日付で就任した久芳菊司(くば・きくし)町長(59歳)は、11月14日、ふくおか経済インタビューに応じ、就任の抱負を「従来の路線を基本に町政運営に携わっていきたい」と語った。町内に150ヘクタールの産業団地を整備するなど、土地利用の活性化などを積極的に推進していきたいとしている。  ―町が抱える課題について。  久芳 急速な都市化を防ぐため、大型団地を町内に作らないなど、土地利用を規制し… もっと読む »


中間期は住宅市場不振で大幅減益  越智産業    通期は経常2・5倍見込む

 建築資材、住宅設備機器卸の越智産業株式会社(福岡市中央区那の津、越智通広社長)の9月中間期連結決算は、売上高が357億1200万円で前年同期比5・4%減、経常利益が3500万円で同48・5%減の減収減益となった。  事業構造改革と収益基盤強化に注力してきたが、景気悪化による住宅市場の不振で減収となった。利益面は、減収の影響と組織再編に伴うコスト増で減少した。通期では、売上高が775億円で同0・9… もっと読む »


1月、中国・マカオに日本食レストランを出店  天慶    現地法人設立し工芸品などの輸入販売も

 屋根・外壁板金工事の株式会社天慶(久留米市東合川1丁目、堺斗司郎社長)は来年1月、中国のマカオ特別行政区に日本食レストランを出店する。  同社は48年の業歴を持ち、7、8年前に受注体制を確立したのを機に、数年前から貿易業など多角化を模索していた。店舗は世界文化遺産に登録されるマカオ歴史市街地区のセナド広場に立地するビルの1、2階の飲食店跡を、約2000万円をかけて改装。日本人だけでなく、世界各国… もっと読む »