INTERVIEW

投資額42億円 うきは市に新工場/筑水キャニコム


左から小川洋知事、包行会長、髙木典雄うきは市長

産業用運搬車及び草刈機械製造、販売の㈱筑水キャニコム(うきは市吉井町、包行良光社長)は、2021年9月の稼働を目指し、うきは市内に新工場を建設する。投資額は約42億円。7月3日には県庁で立地協定の調印式が開かれた。

シャツにプリントした新工場名を披露する包行会長

新工場の建設地は、うきは市と久留米市内にまたがる「久留米・うきは工業団地」内の一角。第1期工事として5万1700㎡の分譲地に、現工場の約1.5倍規模で建設する。隣接する分譲地(約3万3300万㎡)も2期工事建設予定地として追加取得する予定。

同社ではこれまで4トン以下の小型機械を中心に製造してきたが、新工場では近年国内外で需要が高まっている5トン以上の中・大型作業用運搬車、大型草刈機などを製造。うきは市を中心に100人規模の新規雇用を計画している。

包行均会長は「新工場の名称は『演歌の森うきは』。郷土うきはの地から、どんな演歌が聞こえてくるのか楽しみにしている」と語った。

包行良光社長と均会長

知事への贈呈品。同社製品に乗った博多人形と郷土うきはの地酒