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創業105年、進化し続ける中堅中小企業のリスク管理会社

「御社のリスク管理部でありたい」を信条に掲げる日商保険コンサルティング㈱。人と企業の発展に貢献したいという想いが長い歴史と伝統とともに浸透。近年は賠償保険など新分野の情報提供や戦略的福利厚生制度も積極的に提案しており、「トータル･リスク･マネジメント」に基づく強固な信頼関係を築き上げている。

信用力と独自のノウハウで差別化

1920（大正9）年、九州で最初の独立系保険代理店として久留米市で創業した日商保険コンサルティングは、長い歴史とともに九州トップクラスの実績を築き、全国的にも業界の草分け的存在として知られている。同社は久留米市・福岡市近郊を中心に、東京・大阪エリアでも安定した経営基盤を確立。多数の優良な法人顧客を抱え、中堅・中小企業に特化した専門性を活かし、独自のリスク管理手法と高品質なサービスを提供することで、多くの経営者に信頼されるパートナーとしての地位を確立している。
企業を取り巻く環境は常に変化し、多様なリスクが存在する。特に近年は、企業のコンプライアンス意識の向上や損害賠償請求の増加により、従来の保険商品だけでは対応できないケースも増えている。こうしたなかで、同社は「トータル・リスク・マネジメント（TRM：同社商標登録）」を掲げ、企業をさまざまなリスクから守れる保険の情報提供に力を入れている。

増え続ける企業からの問い合わせ

損害保険業界では、保険金不正請求事案や保険料調整行為事案、情報の漏洩などのさまざまな問題が発生しており、監督上の対応を議論するための有識者会議が設置されるなど、規制強化の動きも見られる。こうした状況のなか、日商保険コンサルティング㈱には、損害保険代理店を所有する企業からの問い合わせも増えている。
同社は企業からの相談が増えるなか、一社一社に丁寧に対応し、最適なソリューションを提案することで、多くの企業の信頼を獲得している。損害保険業界が変革を迎えるなかで、日商保険コンサルティング㈱は、企業のパートナーとして、より公正で透明性の高い保険契約の実現を目指し、引き続き企業支援を強化していく。

新分野の情報提供と今後の展望

同社の取扱保険会社の中にはロイズ・ジャパン㈱が含まれるほか、世界最大の保険流通会社マーシュ ジャパン㈱との提携もあって、高い商品提供力が大きな強みとなっている。
同社が注力するのは、サイバーリスク保険、会社法に伴う役員賠償保険（Ｄ＆Ｏ）、職務遂行上の過失等による第三者の経済的損失を賠償する保険（Ｅ＆Ｏ）、社員の業務災害やハラスメントなど労務問題が発生した際の保険といった新分野の情報提供。加えて、「人財不足」を背景とした従業員重視の「戦略的福利厚生制度」の周知・推進を積極的に展開している。また、地域密着型の事業支援にも積極的に取り組み、本社ビルのラウンジやセミナールームを活用した情報発信を強化している。インターンシップを通じた次世代の保険業界を担う人材の確保にも努めている。
創業105周年を迎えた日商保険コンサルティング㈱は、単なる保険販売業務にとどまらず、リスクマネジメントを支援する専門家としての役割を果たし続けている。損保業界全体が直面する課題に対しても、独立系代理店の視点から顧客本位のサービスを提供。今後も、企業の安定経営を支える良きパートナーとして、信用力と独自のノウハウを駆使し、さらなる成長を目指していく。

橋本安太郎社長 はしもと・やすたろう／久留米市出身、1981年9月9日生まれの43歳。明善高校－関西大学商学部を卒業後、㈱損害保険ジャパンに入社。2009年、日商保険コンサルティング㈱入社。17年6月から社長。趣味は読書、ラグビー観戦

採用情報
募集職種／営業職・業務職
応募資格／大学、大学院卒
採用予定／若干名
問合せ先／TEL.0942-34-3311
担　　当／石川かおり

（ふくおか経済EX2025年）