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「木の葉モール橋本」を100億円で取得

国内初の地域特化型リートの福岡リート投資法人が3年ぶりとなる公募増資を実施し、「木の葉モール橋本」を100億円で、「東比恵ビジネスセンターⅡ」を約42億円でそれぞれ取得した。スポンサーパイプラインを活用した外部成長で資産規模は2,000億円目前まで拡大している。

3年ぶり公募増資、東比恵オフィスビルも取得

60あるJリート(不動産投資信託)銘柄のうちで、投資対象エリアを福岡・九州に限定する国内で初めての“地域特化型リート”が福岡リート投資法人だ。
この春には3年ぶりの公募増資を実施し、福岡市西区橋本2丁目の商業施設「木の葉モール橋本」、同博多区のオフィスビル「東比恵ビジネスセンターⅡ」をそれぞれ100億円と42億3,000万円で取得した。
「木の葉モール橋本」は敷地面積約3万3,400㎡、延べ床面積約7万9,400㎡で127のテナントが入居するショッピングモール。国道202号沿いで地下鉄七隈線橋本駅にも直結する立地で、3km圏に約20万の人口を擁するほか、さらに広くとらえた商圏である西区、早良区、城南区の人口はこの10年で約7%増えている。来客の4割以上が週1回以上訪れる地域密着型の人気施設で、15年度には年間600万人が訪れた。売上高は開業以来5期連続増収を続け、初年度からは30%増となっている。
一方の「東比恵ビジネスセンターⅡ」は、敷地面積約1,975㎡、地上6階建てで延べ床面積は約8,400㎡。16年2月に完成したばかりのハイグレードオフィスビルで、博多駅と福岡空港それぞれへのアクセス性が高い地下鉄東比恵駅に直結。現在、稼働率は100%だ。

ウェブサイトリニューアルで「福岡・九州の今」を伝えるトップ画面

スポンサーパイプライン活用で資産規模2,000億円目前

これら優良物件を取得できるのは、地場大手デベロッパー・福岡地所㈱とのスポンサーパイプラインを活用できる点が強みとしてある。これら物件取得による外部成長に伴い、18年8月期での1口当たりの分配金も従来予想比で3%増の3,570円の見通しとなった。
さらに今回の取得で、福岡リート投資法人は保有物件28件、資産規模は1,922億円となり、2,000億円が目前となった。松雪恵津男社長は「今後もスポンサーのサポートを活用して2,000億円、ひいては2,500億円を目指したい」と意気込みをみせた。

ウェブサイトを全面リニューアル

一方、同投資法人の資産運用会社・㈱福岡リアルティは、3月に同社ウェブサイトを7年ぶりに全面リニューアルした。
同社は同投資法人のウェブサイトにて日興アイ・アール企業ホームページ総合ランキングで最優秀賞を8年連続で受賞するなど、サイト構築においてその内容・構成の充実ぶりが高い評価を得ている。
今回のリニューアルでは、トップページを「福岡・九州の今」を伝えるデザインへ一新。また、スマホやタブレット端末からも見やすいレスポンシブ対応を導入。このほか、中身において「求める人材」や「コンプライアンス」、「サステナビリティ方針」などコンテンツを拡充した。
福岡リート投資法人のウェブサイト同様、国内外の投資家への情報発信に力を入れる。

 

松雪 恵津男 社長
まつゆき・えつお/1955年、佐賀県鳥栖市生まれ。東京大学法学部卒。80年日本開発銀行(現㈱日本政策投資銀行)入行。09年7月に福岡地所入社。執行役員経理部長兼総務部・財務部担当などを務め、11年6月福岡リアルティ常務、12年6月から社長。14年5月から福岡リート投資法人執行役員を兼務。大のサガン鳥栖ファン

 


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)福岡リアルティ (カ)フクオカリアルティ)
代表者名
松雪恵津男
所在地
812-0018 福岡市博多区住吉1-2-25 [MAP]
TEL
092-272-3900
企業ホームページ
http://www.fukuoka-realty.jp
設立
2003年12月
創業
資本金
2億円
従業員数
36人