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NPOやボランティア活動支援の基金設立  福岡県    企業や行政との協働活動に活用


 福岡県は4月1日、市民や企業からの寄付金をNPOやボランティア団体の社会貢献活動に活用する「福岡県共助社会づくり基金」を設立した。
 NPOや企業、行政などが互いに協力し、支えあう「共助社会づくり」を進める一環。預かった寄附金を、NPOやボランティア団体が多様な主体と協働して地域課題の解決に取り組む社会貢献活動に活用するもので、NPOから協働企画案を募集し、有識者の審査を経て助成対象事業を決定する。寄付者が、支援したい活動分野やテーマを指定することも可能。企業が寄付をした場合は、税法上の優遇措置を受けることができる。
 県では専用のホームページを開設し、寄付金や、助成対象の協働事業の募集、採択結果や寄附金が活用された活動の成果などの情報発信に取り組んでいる。