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JR折尾駅前の自社ビルに本社を移転  高松産業グループ    営業活動や人材採用の強化図る


 エネルギー・建築・不動産事業を中心に展開する高松産業グループ(遠賀郡水巻町頃末北4丁目、住吉弘徳社長)は12月20日、北九州市八幡西区南鷹見町の自社ビル内に本社機能を移転した。
 利便性が良いJR折尾駅前に移転することで営業活動や人材採用を強化するほか、旧本社ビルでは困難だったITシステムの見直しを行うなど合理化、効率化を図る。場所はJR折尾駅東口改札側、オリオンプラザビルに隣接する折尾ロイヤルビル。同ビルは建築面積1204平方m、4階建て延べ床面積475平方m。1階部分にはテナントが入居しており、2階に受付、職務室、3階に会議室、打合室、4階に役員フロアを設ける。スタッフ数は約30人。
 また、同所に本社を置いていたグループ会社の高松ガス株式会社は八幡西区浅川へ、光陽興産株式会社は遠賀郡水巻町猪熊へ、それぞれ移転する。住吉代表は「時代の流れが急激になる中、事業の柱となる人材の育成は急務。環境を整備し作業をスピード化し次代に生き残れる企業づくりを進めたい」と話している。
 同グループは1934年創業、1954年設立。従業員数は約170人。高松産業株式会社、高松ガス株式会社、宇島瓦斯株式会社、東洋建設工業株式会社、光陽興産株式会社、大鵬興産株式会社の6社で構成。住吉代表は遠賀郡水巻町出身、1945年3月11日生まれの65歳。法政大学法学部卒。趣味は映画(DVD)鑑賞と食べ歩き。