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JR名古屋高島屋店の初年度売上見込み2億5千万円へ  鈴懸    集客好調で上方修正


 老舗和菓子店「鈴懸」を展開する株式会社鈴懸(福岡市博多区下呉服町、中岡泰秀社長)は、今年3月にオープンしたJR名古屋高島屋店の初年度売上見込みを当初の2億円から2億5千万円に上方修正した。
 オープン前の計画では売上目標を1億8千万円に設定していたが、オープン当初の売り上げが予想を上回ったため2億円に上方修正していた。その後も好調な集客を維持しており、再度上方修正した。好調の要因について中岡生公取締役は「出店前に催事などを同地区で展開し入念なマーケティングをした。手作り和菓子で競合店が他業種に比べて少ない点も奏功している。今後も既存店を強化しつつ、タイミングを見計らって好立地に出店していきたい」と話している。
 同社は1937年3月創業、1982年9月設立。資本金1千万円。従業員数は95人。「鈴懸」は現在、百貨店や商業施設内に福岡市内4店舗、東京都内1店舗、名古屋市内に1店舗を展開している。JR名古屋高島屋店は「新宿伊勢丹店」に続く県外2店舗目。中岡社長は福岡市博多区出身、1940年2月4日生まれの70歳。