ＪＩＣＡの「中小企業・ＳＤＧｓビジネス支援事業」に採択　アークエルテクノロジーズ

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週刊経済2024年1月23日発行号

タイでＥＶ充電自動化ニーズを調査

カーボンニュートラル関連サービスを提供するアークエルテクノロジーズ㈱（福岡市中央区大名２丁目、宮脇良二社長）は１２月、国際協力機構（ＪＩＣＡ）の２０２３年「中小企業・ＳＤＧｓビジネス支援事業」に採択された。
開発途上国の課題解決に資する製品やサービス、技術、ノウハウを持つ日本の民間企業などの海外ビジネス展開を支援する事業で、同社が展開するＥＶスマート充電サービスが開発途上国の課題解決やＳＤＧｓに貢献するものとして採択された。同社が展開するＥＶスマート充電サービス「ＡＡＫＥＬ　ｅＦｌｅｅｔ（アークエル　イーフリート）」は、遺伝的アルゴリズムを用いた数理最適化によるＥＶの最適充電と、ガソリン車も含む複雑な運行管理をすべて一括管理・自動化するサービス。今後、タイでのニーズ確認調査で現地の課題、価格帯を含む製品の適合性について明確化。今後の海外展開を見据えたタイでのビジネスネットワークや事業展開の可能性を検証する。期間は８カ月程度で、ＪＩＣＡから経費や開発課題に関連した専門家によるコンサルティングサービスの支援を受けることができる。