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JALと提携し新型ICカード発売  西日本鉄道    nimocaとJMBの一体型


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)は、4月1日、JALグループ(東京都品川区、西松遥CEO。以下JAL)と提携し、新型ICカード「JMBnimoca」を発売した。
 JALが鉄道系企業と提携したカードを発行するのは4例目。新カードは、同社が昨年5月に発行したクレジット機能搭載型のICカード乗車券「クレジットnimoca(ニモカ)」と、JALのマイレージプログラム「JAL マイレージバンク」(略称JMB)の一体型カード。クレジットnimoca乗車券の持つ乗車券・電子マネー・クレジットの各種機能と、JMBが持つマイレージの積載機能を搭載している。クレジットカードの部分では、FFG(福岡市中央区天神2丁目、谷正明会長兼社長)のカード会社と提携した。マイレージのポイントは、nimocaポイントとしても互換利用できることが特徴で、普通は航空券への引き換えなどでしか使えないマイレージを、乗車料金や電子マネーとして買い物に使うことが可能となる。年会費は無料。初年度の販売目標は5000枚。同社は「ニモカを通じて空と陸の交通会社が提携する契機が生まれたことは非常に有意義」と話している。