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IT業界の投資抑制で売上3%減  ジェイエムテクノロジー    補助金収入で増益


 システム開発、技術者派遣のジェイエムテクノロジー株式会社(福岡市博多区下川端町、植木一夫社長)の2011年2月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比2・9%減の23億32百万円、経常利益が同84・8%増の64百万円の減収増益だった。
 主要取引先の情報システム投資の縮小が続いており減収となったが、IT事業の製品開発に対する補助金収入で増益となった。事業別売上高は、IT事業が同20・9%減の15億1278万円、半導体事業が同63・2%増の8億1988万円。
通期では売上高が同1・5%減の32億円、経常利益が2倍増の65百円を見込んでいる。同社では「第3四半期まで期首予想を上回る業績で推移しているが、今後も業界の設備投資の抑制が続くことを予想しており、通期予想に変更はない」と話している。