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9月は3・3%減の221億900万円  九州・沖縄地区百貨店売上高    3カ月連続のマイナス


 九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(15社22店舗)の2012年9月の売上高は前年比3・3%減の221億900万円(100万円以下は切捨て)で、3カ月連続のマイナスとなった。
 本格展開がスタートした主力の秋物衣料が月の前半低調に推移したほか、台風や大雨など天候不順の影響から入店客数も伸び悩んだ。内訳は雑貨が0・1%増の31億円、食料品が1・5%減の51億3300万円、身のまわり品が1・9%減の26億8400万円、家庭用品が2・6%減の13億300万円、衣料品が4・0%減の85億1800万円。

 福岡市は1・1%増の139億9000万円

 また、福岡市の12年9月の売上高は同1・1%増の139億9000万円で、3カ月ぶりのプラスに転じた。
 UV対策や改装・新ブランド効果を背景に化粧品(7・4%増)が活況に推移したほか、靴、アクセサリーなどの身の回り品が好調だった。内訳は雑貨が7・0%増の20億1100万円、身のまわり品が5・8%増の28億3000万円、食料品が0・2%増の28億8100万円、衣料品が0・2%減の48億2000万円、家庭用品が7・8%減の6億円だった。
 主要都市の状況は、東京が0・7%増、名古屋が5・1%増、大阪が1・4%減となった。