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9月に切手の買い取り販売店を天神4丁目に出店  AR    郵便コスト抑えたい法人向け営業を強化


 切手の買い取りと販売に特化したリサイクル業のAR株式会社(福岡市中央区天神4丁目、北野朋徳社長)は9月7日、同区天神4丁目に切手の買い取りと販売の専門店「九州切手館」を出店する。
 民営化前の郵政省が発行した切手で、今も使用されずに眠っている額は一説では4兆円と言われており、同社ではそうした切手を買い取り、記念切手や普通切手、通常ハガキ、料金別納郵便の支払い用の切手として、通常の料金よりも3~10%割引し販売している。
 店舗の場所は同社本社がある第二正友ビル1階。店舗面積は23平方m。店頭での買い取り以外に訪問、郵送での買い取りにも対応。店頭での販売、法人に対して訪問型の販売も行う。月商目標は2千万円で盆や正月の需要拡大を含め、年商3億円を目指す。スタッフ数はパート含め2人。北野社長は「今まで多くの事業者に郵便コスト削減のサポートをしてきたが、その中でも反応が多かった切手販売の法人営業を強化するために独自ブランドの九州切手館を出店することになった。郵便コストを削減したい方々のニーズにこたえていきたい」と話している。
 同社は2011年3月設立。資本金は2百万円。従業員は8人。北野社長は1967年生まれの44歳。趣味はオーケストラ、切手集め。