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8億円かけ平尾浄水町に分譲マンション  西日本鉄道と東京建物    来年5月上旬完成


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)と東京建物株式会社(東京都中央区、畑中誠社長)は、建設費約8億円を投じて福岡市中央区平尾浄水町に4階、地下1階建ての分譲マンション「Brillia(ブリリア)平尾浄水」を建設する。完成は来年5月上旬で、入居開始は同下旬予定。
 同地区は福岡を代表する閑静な高級住宅地で、初めて両社共同で開発する。場所は浄水通り交差点にほど近い平尾浄水エリアの中心部に位置する旧西鉄福岡共済会館跡地。敷地面積は1958平方m、建築面積は999平方m。建物は、延べ床面積が4025平方m。総戸数は27戸で、2LDKが5戸、3LDKが16戸、4LDKが6戸(専有面積は66平方m~128平方m)。内外装の設計は、05年度グッドデザイン賞を受賞するなど、“静寂”を求めた建築空間設計で高級集合住宅に実績のある設計事務所アーキサイトメビウス(東京都渋谷区)の今井敦代表に依頼。クラシックかつモダンな意匠を取り入れた「ネオ・クラシカル」思想に準じた、自然と共存した邸宅に相応しいデザインにしたという。このほか、厳しい自社基準をクリアした基本構造をはじめ、機能性や利便性、デザイン性を高度に融合したキッチン周りやバス・トイレなどの標準設備、最新のセキュリティシステムなどを特長としている。販売価格は3780万円~8990万円で、最多販売価格帯は6200万円台(3戸)。11月1日にモデルルームを開設し、販売を開始している。