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６月１日から松本―福岡線を運航 　静岡のフジドリームエアラインズ　　　 日航路線継承し１日１往復

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　静岡空港を拠点とする地域航空会社・株式会社フジドリームエアラインズ（静岡県牧之原市、鈴木与平社長）は６月１日、松本―福岡線を開設する。
　５月末に撤退する日本航空の路線を継承。ブラジル製小型旅客機エンブラエルＥＲＪ１７０型機（７６人乗り）と同１７５型機（８４人乗り）を使用し、１日１往復運航する。所要時間は１時間３０分。普通運賃は大人片道３万５千２百円（小人１万７千６百円）、最大５０％引きの事前購入割引運賃制度も導入する。
　同社は、０８年６月２４日設立。静岡市清水区に本社を置く物流業・鈴与株式会社の全額出資で設立した地域航空会社。資本金４億５千万円。従業員数は約１６０人。売上高は非公表。同型機を３機保有し静岡空港を拠点に小松線（石川県小松市）１日２往復、熊本、鹿児島線をそれぞれ１日１往復運航している。４月１日に、静岡空港発着の日航路線を継承し、静岡―福岡線を１日３往復、同札幌線を１日１往復で運航している。