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6月めどに午後6時以降の保育事業を開始  NPO法人良創夢    小学校学童保育終了後


 デイサービス経営株式会社らそうむの関連団体NPO法人良創夢(らそうむ)(飯塚市忠隈、田中真純理事長)は、6月をめどに保育事業を開始する。
 放課後に小学生児童を預かる学童保育が午後6時で終了するため、その後同8時までの2時間、児童を受け入れるサービスを提供する。利用施設は、株式会社らそうむの経営するデイサービスとフィットネスを融合した「良創夢リハビリスポーツギガ」(飯塚市鯰田)。対象は施設近隣2校の学童保育を利用し、その後の保育も希望する児童で、デイサービスの送迎時に利用するバスで迎えに行く。受け入れ時は、フィットネス施設を有効利用し、鉄棒やマット体操、跳び箱などの運動を積極的に取り入れる。従業員は保育スタッフ1人、スポーツトレーナー1人を予定。料金や定員などは今後具体的に決定していく。田中理事長は「学童保育が終了する6時以降も、児童の預かりを希望する家庭は多いが対応できる施設は少ない。社会貢献の一環として取り組んでいきたい」と話している。
 同法人は、保育事業の展開を目指し昨年7月設立。3月にはデイサービスの「嘉麻市良創夢デイサービスセンター」を開設した。株式会社らそうむは、06年7月設立、資本金1千万円、従業員数70人(パート・アルバイト含む)。飯塚市でデイサービスを2店舗、訪問介護事業、ケアプランセンターを経営している。田中理事長は飯塚市出身。1969年3月12日生まれの42歳。九州リハビリテーション大学校卒。趣味はお酒を飲むこと。