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6月は前年並みの235億62百万円  九州・沖縄地区百貨店売上高    4カ月連続のプラス


 九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(15社22店舗)の2012年6月の売上高は前年並みの235億62百万円(百万円以下は切捨て)で、4カ月連続のプラスとなった。
 消費マインドの好転により高級時計、宝飾品、輸入特選雑貨などの高額商材が好調に推移したが、不安定な気候が入店客数と主力の夏物衣料の売れ行きに影響し、前年並みにとどまった。内訳は雑貨が3・2%増の29億76百万円、食料品が1・0%増の59億6千万円、身の回り品は0・1%減の26億68百万円、衣料品は1・9%減の48億96百万円、家庭用品は4・3%減の15億55百万円。

 福岡市は0・8%増の140億6千万円

 また、福岡市の12年6月の売上高は同0・8%増の140億6千万円で、47カ月ぶりのプラスに転じた。
 家具が35・5%増と2けたの伸びを示したほか、父の日商戦や中元の早期受注などにより、身の回り品や雑貨も堅調だった。内訳は家庭用品が9・4%増の6億42百万円、身の回り品が5・5%増の24億89百万円、雑貨が4・6%増の18億6千万円、衣料品が1・2%減の48億96百万円、食料品が2・4%減の59億6千万円だった。
 主要都市の状況は、東京が0・1%減、名古屋が3・8%増、大阪が4・2%減となった。