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42億円投じ久山町に九州工場を建設  ダイショー    11月着工、完成は来年10月


 大手調味料メーカーの株式会社ダイショー(福岡市東区松田1丁目、松本洋助社長)は、糟屋郡久山町山田に約42億円かけて新工場を建設する。着工は11月、完成は来年10月で、同年12月からの操業を目指す。
 本社に隣接する福岡工場の老朽化に加え、鍋スープ類などの液体調味料類の販売が好調なことから、生産体制の整備・増強でさらなる需要拡大に備える。名称は「九州工場」。場所は県道540号沿い、大谷交差点から新宮町方面へ進んだ一角。敷地面積は約4万平方m、建物は鉄骨2階建て建物面積約1万1432平方m。完成すれば福岡(同市東区松田1丁目)、福岡第二(同)、関東(茨城県小美玉市)に次ぐ4拠点目の工場となる。
 同社では「九州道の福岡、古賀両インターチェンジの中間に位置するなど、物流面で優れた立地。生産の効率化と品質の向上を目指し、市場での優位性を高めたい」と話している。