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4月1日付で「長期戦略プロジェクト部」を新設  西部ガス    導管部などの組織体制も一部改正


 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)は、4月1日付で長期戦略を検討する「長期戦略プロジェクト部」を新設したほか、導管部や情報通信部、エネルギー統轄本部の組織体制を一部改正するなど組織変更した。
 長期戦略プロジェクト部は、経営環境が大きく変化する中、顧客視点の長期戦略を検討する有期組織として新設した。また、福岡・北九州両地区は、将来的に「ひびきLNG基地」(2014年11月稼働予定)を基点に幹線で結ばれた一体的エリアになることを踏まえ、両地区の一体的管理とシンプルで機動性の高い供給体制構築のため導管部を「供給部」に名称変更。その直轄組織として福岡導管保安センターと北九州導管保安センターを集約化し、両地区を一元管理する「供給管理センター」を新設した。さらに、新CIS(お客さま情報システム)の構築を担当する「CISプロジェクト部」を情報通信部の部内部門として移管した。
 このほか、変化する市場環境に対応し、迅速かつ的確な意思決定、営業活動をするため、エネルギー統轄本部の組織の一部を以下のように変更した。エネルギー企画部の名称を「営業計画部」に変更し、全社の営業戦略の企画立案機能を強化する。従来のリビングエネルギー本部、産業・都市エネルギー本部、福岡営業本部を廃止し、「お客さま・市場開発本部」と「産業エネルギー本部」を新設。「お客さま・市場開発本部」には、従来の法人流通開発部のほか「統轄部」「お客さま部」「市場開発部」を設置。「産業エネルギー本部」には「産業統括部」「産業開発部」を置いた。なお、従来のリビング営業部、都市エネルギー営業部、産業エネルギー部、ソリューション営業部、営業部は、それぞれの機能を新組織に移管し廃止した。