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4月に福岡校を開校  北海道芸術高等学校    芸術科目を単位として認定


 芸術科目を取り入れた通信制高校で、全国に4校を展開する北海道芸術高等学校(北海道上川郡清水町、原田時芳校長)は4月1日、福岡市博多区上呉服町に福岡キャンパスを開校する。
 場所は大博通り沿い、呉服町交差点南東に位置する「的野ビル」の2~6階。芸術科目を卒業単位の一部に認定する学科を設けるのが特徴で、マンガ・イラストコース、声優コース、ファッション・ビューティーコース、美容師コース、ミュージックコースと、高校の普通科にあたる総合コースの6コースを設ける。同校はレポート提出や一定期間の対面指導(スクーリング)、試験により単位を修得し、高校卒業要件を満たす通信制高校として展開するが、単位取得に向けた学習補助として、校内で普通科目や芸術科目の一斉授業を毎日実施。自宅に加え、通学して学習補助を受講しながらの取得など、生徒はさまざまな受講形態を自由に選択できる。
 キャンパス内には声優のスタジオや音楽スタジオなど芸術科目の実技指導教室を設け、各分野の専門家らが講師として学習補助の指導に当たるという。入学は中卒の新入生に加え、高校からの転入や編入も可能。高橋知宏福岡キャンパス長は「芸術分野に特化した高等学校としては福岡初になるのではないか。専門学校と同じような授業内容が魅力」と話している。