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3月25日から福岡―大阪(伊丹)、新潟線を増便  全日本空輸    福岡―宮崎線は8年ぶりの再開


 全日本空輸株式会社(東京都港区東新橋1丁目、伊東信一郎社長)が1月17日に発表した12年度航空輸送事業計画によると、3月25日から福岡―大阪・伊丹線、福岡―新潟線を増便し、福岡と宮崎空港を結ぶ路線を8年ぶりに再開すると明らかにした。
 福岡―大阪線は伊丹空港の発着枠拡大に伴い、1日9往復から10往復(5月まで11往復)に増やし山陽・九州新幹線と競合する同区間での輸送力を強化する。新潟線の増便、宮崎線の運航再開は国内線ネットワークの拡充によるもので、新潟線は1往復から2往復に増便、宮崎線は子会社・アイベックスエアラインズ株式会社(同江東区新砂1丁目、服部浩行社長)とのコードシェア(共同運航)便で運航を再開する。一方、福岡と中部、関空、沖縄の各路線はそれぞれ1往復減便する。
 また同社は、5月から最新中型旅客機のボーイング787型機を福岡―東京線に投入する。787型機は世界の航空会社に先駆けて同社が導入した最新鋭旅客機。昨年10月から東京と岡山、広島、伊丹、山口宇部、松山の5路線に投入されている。