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3月期決算は新商品販売が好調で増収増益  ベガコーポレーション    今期も二けた増へ


 家具通信販売の株式会社ベガコーポレーション(北九州市小倉北区西港町、浮城智和社長)の10年3月期決算は、売上高が前期比85・5%増の12億577万円、経常利益が同2倍増の1億6262万円で増収増益となった。
 SPA(製造小売業)の強みを生かしたEコマース(電子商取引)市場の自然成長とオフィスチェアやリクライニングチェアをはじめとした新商品の販売が好調に推移し増収を確保。利益面で海外からの大量仕入れによる物流コストの削減と、円高による為替変動の影響で増益となった。今期は毎月50アイテムの新商品を追加するとともにスマートフォン対応のシステム開発に注力して売上高は前期比74・1%増の21億円、経常利益は同23%増の2億円で増収増益を見込んでいる。
 浮城社長は「欧米でのEコマースの普及率や国内でも市場の流通に対してEコマースの割合を考えると、さらに伸びは期待できる。毎年度倍増計画で10期目の2014年度までには売上高百億円企業を目指す」と話している。