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3月から九州全県でAEDのレンタル事業を開始  サニクリーン九州    1年目の目標は3千台


 ダストコントロール商品、ユニホームレンタルの株式会社サニクリーン九州(福岡市博多区半道橋1丁目、山田健社長)は、3月からAED(自動体外式除細動器)のレンタル事業を始める。
 今年1月から始めた福岡を皮切りに同社が展開する九州全県で始めるもので、1年目は3千台の納入を目指す。機種はオムロン製の「パワーハートG3 HDF―3000」で、キャリングケースと救急キットとセットにして貸し出す。レンタル料は月4千6百円(税抜)で、小児パット付きは5千7百円(同)。毎月の点検サポートのほか、2年毎にパットを交換し、使用した場合の消耗品も無償で交換する。契約期間は4年間で、再契約時には本体も無償で新品と交換する。
 AEDは04年7月から一般市民の使用が可能となり、公共施設などを中心に急速に普及してきた。最近では地域貢献のために設置している店舗や企業も増えている。同社では「まずは従業員が多い得意先を中心に広げていきたい」(田島力男代表取締役専務)と話している。