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3年計画で名古屋以西7カ所に物流基地開設  グリーンクロス   来年6月、鳥栖市に1カ所目


 工事現場向け安全機材の販売、株式会社グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、青山明社長)は、2013年4月期までに、名古屋以西の7カ所で物流基地の開設を計画している。第一弾として約6億円を投じ、佐賀県鳥栖市姫方町牟田に開設、来年6月から稼働する。
 中核事業である警告灯や表示板などのレンタル事業を強化する一環。全国37拠点の中で福岡・大分・沖縄・下関地区、長崎・佐賀地区、熊本・鹿児島・宮崎地区、山口・広島・岡山・島根地区、四国地区、兵庫・大阪・京都地区、名古屋・四日市地区の計7ブロックで1拠点ずつを開設予定。鳥栖の開設以降、四国地区、中国地区への開設を予定しているという。第一弾の鳥栖物流基地は、長崎自動車道鳥栖インターチェンジ南東側、佐賀県が鳥栖市で開発・分譲する「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」に建設。敷地面積は9283平方mで、建築面積は2327平方m、駐車場が300平方m、緑地が3000平方m、空地が3656平方m。事務所は2階建てで、床面積が655平方m。倉庫は平屋建てで、延べ床面積が2000平方m。うち約1322平方mをレンタル品倉庫、約661平方mを輸入品倉庫として使用する。印刷機「UVインクジェットサイン」を1台導入し生産性の向上、効率化を図る。青山社長は「厳しい業界状況だが、環境対応商品など新たなニーズに応えていくために高度な位置で提案営業を推進していきたい」と話している。
 同社は1969年1月創業、1971年7月設立。資本金6億9726万円。従業員333人。2010年4月期売上高は62億4900万円(見込み)。青山社長は大阪市出身、1943年2月19日生まれの66歳。立命館大学経済学部卒。趣味は読書、自然散策。