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2~10月は減収・赤字拡大  丸和    通期予想を下方修正


 食品スーパー・外食事業を展開する株式会社丸和(北九州市小倉北区大手町、根石義浩社長)の10年1月期第3四半期(09年2~10月)連結決算は、売上高が284億7300万円で前年同期比5・0%減、経常損失は3億9800万円で赤字幅が1億500万円拡大した。
 第3四半期は、消費意識の後退に加え、価格対応を進めた結果、客単価が下がり減収、損益面も減収によって赤字が拡大した。スーパーマーケット事業の売上高は、前年同期比2・6%減の273億2000万円、外食産業は今期始めに持ち帰りすし店を約40店舗閉鎖したことで31・0%減の9億6500万円だった。同社では、今後物件の売却、不採算店の撤退などの事業構造改革を進めるため、今期の業績予想を下方修正。売上高は期首予想の400億円が20億円下回る380億円(前期比5・7%減)、経常損益は1億7000万円の黒字が3億9000万円の赤字になることを予想している。