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2億五千万円かけ静岡県焼津市に東日本支店  マリンハイドロテック    27日完成、4月1日から業務開始


 船舶用油圧装置の販売・修理のマリンハイドロテック株式会社(福岡市中央区港3丁目、井手敏文社長)は、約2億5千万円かけて静岡県焼津市中港5丁目に東日本支店を建設している。2月27日に完成し4月1日から業務を開始する。
 場所は、JR東海焼津駅の北東側。現在ある同市中港2丁目にある焼津営業所を統合し、業務拡大するもの。敷地面積990平方mで、建物は海外巻網漁船用ウィンチ修理工場(660平方m)と事務所(250平方m)が入る。工場内にはウィンチ修理用のクレーン2基のほか、油圧ポンプの試運転ができるユニット装置なども設置。修理対応能力は焼津営業所時の2トン級ウィンチから10トン級に向上する。開設時の予定従業員数は5人で、受注状況を見て随時を増員する計画。井手社長は「東日本支店の業務が軌道に乗れば、各営業所の統廃合も視野に入れて組織をスリム化したい」と話している。同社は 、1971年12月設立。資本金3000万円、前年度売上高は約36億円。従業員数は 120人。井手社長は長崎県西彼杵郡長与町出身。1955年8月9日生まれの54歳。同志社大学商学部卒。趣味はレコードと映画鑑賞。