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17年度末までに最大3400億円の投資計画  TOTO    海外生産拠点増強、国内事業再編整備


 衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、張本邦雄社長)は、創立100周年となる2017年度末までに、2600億円~3400億円の投資を計画している。
 同年度までの長期ビジョン「TOTO Vプラン2017」で計画するもの。新築およびリモデル(増改築)分野の国内事業で、衛生陶器事業・水栓事業の再編、ショールーム・事業拠点の整備などに700億円~800億円を投資。海外事業では生産拠点増強やメーカー出資、M&Aなどで1000億円~1400億円。新領域事業で家庭用燃料電池事業の事業化などで100億円~200億円を投資する。また、これらのほかに経常的なもので800億円~1000億円の投資を計画している。同ビジョンでは、最終年度での売上高で国内事業4000億円、海外事業1500億円、新領域事業500億円の合計6000億円、営業利益で480億円を目指している。09年3月期の売上高は、国内事業が3850億円、海外事業が590億円、新領域事業が205億円だった。