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16億円かけ那覇に12階建ビジネスホテル  西日本鉄道    来年6月、沖縄県内初出店


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)は、総投資額約16億円をかけて沖縄県那覇市久米2丁目に12階建てビジネスホテル「西鉄リゾートイン那覇(仮称)」を出店する。2月上旬に着工し、来年6月開業予定。西鉄インシリーズとしては13番目、同県内では初出店。
 場所は、ゆいレール「県庁前」駅から徒歩3分の国道58号沿い。敷地面積は約985平方mで、延べ床面積は約6487平方m。1階がロビー、フロント、テナント(未定)と機械式立体駐車場。2~12階が客室で、シングル197室・ツイン55室の合計252室を予定。客室やロビーはリゾート風にアレンジし、部屋の上質感、デザイン性・機能性を追求しているのが特徴という。同ホテルは、那覇空港からも車で10分圏内と交通アクセスに非常に優れ、周辺にはオフィスビルが集積するほか、飲食店や土産物店などで賑わう国際通りにも近く、ビジネスや観光旅行などの利用を想定。平年度の稼働率は75%、売上高は4億8000万円を見込んでいる。同ホテルの出店で、建設予定店舗を含む西鉄インシリーズの客室数は3482室となる。