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15年4月は倍増の大卒20人を採用  エヌビーエス    文系にも採用枠を拡大


 プラント工事メンテナンスなどエンジニアリング事業のエヌビーエス株式会社(福岡市博多区奈良屋町、石橋一海社長)は、2015年4月の新卒採用で、前年比倍増となる大卒20人を募集する。
 大手プラント会社から技術者派遣事業への受注が拡大しており、技術力と語学力に長けた人材の育成を進めている。これまで大学工学部に絞っていた採用枠を、入社前に電気専門学校に通うことを条件に文系にも拡大し、人材を確保する考え。入社を前提とした専門学校通学の学費は、補助金を出す予定。この4月に大卒10人が入社しており、そのうち男性は9人。技術訓練のほか、外部の英語教室と連携した語学教育など2カ月間の自社研修を実施し、終了後には派遣先の大手プラント会社の新人研修を合同で受けさせる。石橋社長は「海外事業の売り上げが半分を占めるため、技術だけでなく、営業力、語学力のある人材が必要。グローバルなエンジニアに成長し、技術立国である日本のモノづくりを支えてほしい」と話している。
 1985年6月設立。資本金は4725万円、2013年9月期売上高は6億7914万円。従業員は75人。