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13億円かけ、北九州空港南に格納庫建設  スターフライヤー    14年11月供用開始


 北九州空港を本拠地とする航空会社、株式会社スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、米原愼一社長)は総投資額約13億円をかけ、北九州空港南側に格納庫を建設。2014年11月に供用開始する。
 同社では中期経営計画(12~14年度)で、羽田線増便や東アジアへの新規国際線就航など事業拡大を策定。それに伴う機材増や機材の整備効率、整備品質を高めるために、格納庫を建設する。現段階の建設予定地は北九州空港南側に位置する同社訓練センター隣で、敷地面積は約84百平方m。着工時期や建物の設計、設備などは今後調整していく。同社では、「10月にパイロットやCAなど訓練センターを供用開始し、来年中には同空港ターミナル地区内に事務所棟を増設する。昨年12月の株式上場を機に、スムーズに資金調達ができるようになったので、今後もハード、ソフト両面で強化していきたい」と話している。
 同社は2002年12月設立。資本金は12億5002万75百円。従業員は501人、昨年12月に東京証券取引所2部に上場。12年3月期決算は営業収入が前年同期比24・2%増の225億8千万円、経常利益が同11・1%減の9億86百万円。3期連続の増収だった。