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12年4月から福岡―ホノルル間に直行便  米国のハワイアン航空    国内3路線目


 米国のハワイアン航空(ホノルル市、マーク・ダンカリー社長兼CEO)は2012年4月16日から、福岡―ホノルル間で直行便の運航を始める。国内では羽田、大阪に次ぐ3路線目。
 国内既存便の需要が堅調で、福岡の業界関係者からのニーズが多かったことから就航に至った。1日1便、週7便のデイリー運航で、ホノルルからは午後1時20分発、福岡からは午後9時発。運行機材は、当面、座席数264席のボーイング767‐300ER型機を使用するが、総座席数294席の大型機種、エアバスA330‐200型機を導入していく予定。現在国土交通省への認可申請準備に取り掛かっており、運賃などは調整中という。同社では「韓国や中国など近隣アジア地域や、九州新幹線の全線開通に伴う九州以外の都市からの利用も見込めると判断した」と話している。
 同社は1929年1月に「インターアイランズ・エアウェイズ(Inter-Island Airways)」として創設、1941年に現在の社名に変更した。国内では2010年11月に羽田、11年7月に大阪で、それぞれ定期便を運航している。