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12年3月までに9店増の180店舗体制へ  ドラッグイレブン    駅ビル出店などスクラップアンドビルド


 JR九州グループで、九州沖縄地区でドラッグストア171店舗を運営する株式会社ドラッグイレブン(大野城市川久保、森亨弘社長)は、2012年3月までに180店舗体制に拡大する。
 新博多駅ビルなどJR駅ビルや駅構内、県庁所在地を中心に出店する一方、不採算店の閉店も視野に入れたスクラップ・アンド・ビルドを進める。これまで郊外型の大型店舗を中心に出店していたが、都市近郊エリアの高齢化や競争激化による集客の伸び悩みを受け、都市型小規模店に切り替え、収益性の向上を図る。特に店舗数ベースでシェア首位の沖縄県では、出店とともに老朽化した店舗の改装も予定している。森社長は「当グループ傘下となって以降、14店舗を出店し、12店舗を閉鎖した。駅開発に合わせた好立地の確保などグループ力を生かし、収益性のある店舗づくりに力を入れる」と話している。