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11月は既存店が2カ月連続で増加  九州内スーパー販売    飲食料品が健闘


 2008年11月の九州内スーパー販売(速報値)は、前年同月から3店舗増の全店ベース(362店舗)で794億円の前年同月比0・6%増と2カ月連続で増加した。既存店ベースでは同0・1%増と4カ月連続で増加した。
 九州内のスーパー(従業員数が50人以上、売り上げ面積の50%以上についてはセルフサービスを採用している商店)の販売額は「衣料品」が180億円で同6・2%減、「飲食料」が380億円で同3・7%増、「その他」が233億円で同0・2%減となった。全店における商品別販売動向を見ると、「紳士服・洋品」はスーツなどが43億円で同4・7%減、「婦人服・子供服・洋品」が93億円で同6・5%減とダウンしたが、「身の回り品」は防寒用品、ランドセルなどに動きがみられ、29億円で1・9%増加となった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは、「飲食料品」がPB商品が堅調なほか、内食化の影響から鍋物商材を中心に動きが見られ前年を上回った。