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11年7月期見込みは売上、経常利益ともに4%増  辰巳開発    新宮町みどりヶ浜1丁目の宅地販売が好調


 宅地開発業の辰巳開発株式会社(北九州市八幡西区幸神4丁目、今村重記社長)の2011年7月期連結決算は、売上高が前期比3・6%増の51億6千万円、経常利益が4・2%増の2億4千万円で増収増益を見込んでいる。
 糟屋郡新宮町みどりヶ浜1丁目の集合住宅地「シンプレット新宮みどりヶ浜」の宅地販売が好調に推移したため。12年7月期は宅地販売に加え、春日市春日原北町と福岡市西区横浜2丁目の分譲マンション2棟の売り上げを見込み売上高は4・3%増の53億84百万円、利益面はマンション事業への初期投資の影響で経常利益は横ばいを見込んでいる。今村社長は「周辺環境の整備など街づくりに力を入れ、快適な住まいを提供していく」と話している。
 同社は1980年8月設立。資本金7千万円。事業は宅地分譲、戸建て・マンション企画販売、進学塾経営。子会社は辰巳住宅株式会社、辰巳住研株式会社、株式会社田舎暮らし、アメニティ辰巳株式会社。グループ従業員は77人。