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11年4月に付属中学開校を計画  熊本市の熊本学園    中高一貫教育体制へ


 熊本学園大学付属高校および熊本学園大学を運営する学校法人・熊本学園(熊本市大江2丁目、北古賀勝幸理事長)は、2011年4月をめどに同大学付属中学校を新設する。募集定員は1学年80人(2クラス)で、新設後は同大学付属高校との中高一貫教育体制となる。
 これは少子化に伴う受験者数の減少や男女共学化、付属校の九州進出など私学運営環境の多様化を背景に、中高一貫教育体制を確立することで優秀な人材の早期確保および定員割れ防止を図るのが狙い。同学園では、今年11月末までに中学校施設や教員体制などをまとめた事業計画書を熊本県に提出。承認されれば、来年10月末までに学校設置認可申請書を提出し、認可を取得する計画。認可後は熊本学園大学敷地内に中学校を新設。週6日、7時間制で中高6年間の一貫教育を実施する。