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11年3月期売上高は過去最高の688億円  ナチュラル    28期連続の増収


 九州・沖縄地区を中心に「ドラッグストアモリ」を展開するナチュラル株式会社(朝倉市一ツ木、森信社長)の11年3月期決算は、前年同期比15・4%増の688億15百万円で創業以来28期連続の増収、経常利益は22・9%増の23億77百万円で2期連続の増益だった。
 期中に移転3店舗を含む13店舗を出店、新しい商品管理システムの導入による品切れ防止の強化や約3億円を投じ25店舗改装した効果などが主な増収要因。利益面ではメーカーとの年間契約による商品別の仕入れ価格の値下げ、折り込みチラシの削減、123店舗に導入した電気使用量削減システムなどが貢献した。
 今期は売上高が8・5%増の747億円、経常利益は34・4%増の32億円の増収増益を見込む。
 同社は1983年4月創業、88年3月設立。資本金3千万円。従業員810人。現在福岡県内61店舗含む173店を九州・沖縄で出店している。