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１１年度の財政融資資金の貸付額は２０９１億円 　福岡財務支局調べ　　　 ４年ぶりの減少

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　福岡財務支局（福岡市博多区博多駅東２丁目、御園生功局長）は８月１日、福岡、佐賀、長崎３県の管内自治体への財政融資資金の貸付状況を発表、１１年度の貸付額は前年比２０・９％減の２０９１億円と４年ぶりに減少した。
　地方財政法第５条の特例として発行される地方債「臨時財政対策債」が前年に比べ３１３億円減少したことが要因。県別で見た貸付額は福岡県が前年比２６・５％減の９９０億円、佐賀県が同２５・５％減の４４９億円と２ケタで減少、長崎県は５・９％減の４１億円だった。
　また、１２年３月末の貸付残高は前年比２・４％減の３兆１８２７億円。回収額が貸付額を上回ったことで減少した。県別では福岡県が同３・２％減の１兆７２２３億円、佐賀県が０・２％減の５７１４億円、長崎県は２・１％減の８４２９億円と管内すべての県で前年度を下回った。