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10カ月間でマンション409戸を分譲  新栄住宅    在庫物件は127戸に


 福岡市中央区大名2丁目の地場大手マンション開発・新栄住宅株式会社(木庭兌社長)は、昨年10月1日からの今期約10カ月間で福岡都市圏で分譲する536戸のうち409戸を販売した。
 同社では今年1月から400万円キャッシュバックを目玉に創業40周年記念キャンペーンを展開するなど販売に力入れていた。1月から3月末までの3カ月間には181戸を販売し、その後も次々にキャンペーン活動を展開。4月以降も161戸を分譲して今期合計で409戸を分譲した。この結果、期首当初は建設中を含めて536戸あった在庫物件は、8月26日現在で127戸に減った。さらに8月17日から9月末までは、新たに「アンピールマンション40周年決算キャンペーン」を展開。福岡都市圏で分譲する4つのマンションにそれぞれ特典を設けて、販売促進を図る。同社は1970年2月に戸建て住宅の販売会社として創業。84年に自社分譲マンション第一号物件として、福岡市中央区大名に総戸数18戸を供給。その後「アンピール」シリーズとして福岡経済圏を中心にファミリー向け分譲マンションを展開。今年1月末現在で、139棟を供給している。資本金は4億8000万円、従業員は72人、08年9月期の売上高は92億4200万円。