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08年6月中間期決算は減収減益  正興電機製作所    電力システム事業は健闘


 電力会社、官公庁向け情報制御システム製作・販売、株式会社正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、井上信之社長)の08年6月中間期連結決算は、売上高が80億9700万円の前年同期比2・4%減、経常損益が3億9600万円の赤字、中間期純損益が3億4400万円の赤字で減収減益だった。
 売上高は社会システム事業において、エネルギーソリューション関連の需要減が影響し減収。利益面では材料の高騰や官公庁向け監視制御システムの追加工事でコストが増加したことで減益だった。事業別売上高では電力システム事業が開閉装置の需要増加で22億9300万円の同18・7%増。情報・制御コンポーネント事業は、電子工学分野が前年同期を下回り、10億9000万円の同17・5%減だった。情報システム事業はASPサービスなどの営業を積極化し受注高が9・9%増加したものの、サービス関連事業などが伸びず6億500万円の同0・3%減。
 08年12月期決算は売上高200億円の前期比11・4%増、経常利益が2億円を予想している。