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麻生医療福祉専門学校福岡校内に無認可保育園を開設  麻生塾   教職員向け、福利厚生の一環


 麻生情報ビジネス専門学校や麻生外語観光&製菓専門学校など県内12専門学校を運営する学校法人麻生塾(福岡市博多区博多駅南2丁目、麻生泰理事長)は8月1日、麻生医療福祉専門学校福岡校内に教職員向けの無認可保育園を開設した。
 同保育園は昨年11月から計画していたもので、麻生専門学校グループに勤務する教職員の出産・育児支援など福利厚生を強化するほか、保育系学科の学生を対象とした保育士の実践教育の一環として利用するのが狙い。7月19日に施設が完成し、開設から1カ月以内に申請。受理される見通し。場所は国道385号(竹下通り)東住吉小学校近く、麻生医療福祉専門学校福岡校2階フロア。名称は「ASO はぐみらい保育園」で、フロア面積は122平方m。保育内容は月極保育および一時保育。保育年齢は生後4カ月~就学前、定員は20人。スタッフ6人体制となる。保育時間は午前7時30分~午後6時まで。延長保育は午後6時から同8時まで。保育料金は0歳児で月額6万円、1~2歳児で同5万5000円、3~5歳児が同5万円となる(月極初期費用は別途1万円、一時保育登録料1000円)。同塾では「教員による英語教室など専門学校ならではの取り組みを実施するほか、保育系学科の学生が授業で制作した玩具やスウィーツを提供するなど、実践を通じて真の保育士としての自覚や技術を育む場として活用していきたい」と話している。
 麻生医療福祉専門学校は1997年4月開校。現在、約1200人(通信生含む)が在籍している。