NEWS

  • 地域

麻生と麻生開発、麻生商事とアソウレジコンを合併  麻生グループ    業務効率化を目指す


 セメント事業を核にグループ64社(2008年3月現在)で構成する麻生グループ(福岡市早良区百道浜2丁目、麻生泰社長)は、4月1日付で医療・環境関連事業、建設コンサルティング、不動産事業のグループ会社・株式会社麻生と不動産開発・運営の麻生開発株式会社、各種セメント製品卸売の麻生商事株式会社とレジン(樹脂)コンクリート製品製造の株式会社アソウレジコンをそれぞれ合併した。
 これは不動産事業とセメント事業の両分野において、各2社の事業組織を一本化することで業務効率化および企業資産の有効活用、サービスの向上を目指したもの。合併に伴い、株式会社麻生(飯塚市芳雄町、同)と麻生商事株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、栗尾城三郎社長)が存続会社となる。合併後、麻生開発株式会社は「株式会社麻生・開発事業部」に名称変更し、店舗用建築物賃貸業、セルフスタンドスポーツ施設、ビジネスホテルなどの運営を担当。また、株式会社アソウレジコンは「麻生商事株式会社・レジン事業部」に変更し、引き続きマンホールや下水道管などの各種レジンコンクリート製品を製造する。
 株式会社麻生は1966年11月設立。資本金は30億8000万円、08年3月期の売上高は263億円。合併後の従業員数は2089人。麻生商事株式会社は1936年7月創業、資本金は4億5000万円。合併後の従業員数は197人。