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鹿児島市にハイグレードビジネスホテル計画  エフ・ジェイ ホテルズ    「フォルツァ」ブランドを強化


 福岡地所グループでグランド・ハイアット・福岡などを展開する株式会社エフ・ジェイ ホテルズ(福岡市博多区博多駅東2丁目、藤木辰正社長)は、鹿児島県内にハイグレードビジネスホテルの出店を計画している。早ければ3年内の開業を目指す。
 08年9月に大分市にオープンした「フォルツァ大分」が好調な稼働率で推移しているため、同ブランドをシリーズ化し、収益性の高いビジネスホテル部門の強化で事業拡大を図る。具体的な開業場所は未定だが、2010年春の九州新幹線全線開通による需要増が見込まれる鹿児島市内を有力候補地に、部屋数200~250室クラスの施設を建設。その後は福岡市博多駅地区での開業も視野に、九州全域での展開を目指す。
 藤木社長は「ホテル業界を取り巻く環境は依然厳しいが、景気動向を十分踏まえた上でいつでも開業できるよう、今後本格的な準備を進めていきたい」と話している。「フォルツァ大分」は敷地面積964平方m、延べ床面積6492平方mで、客室数は205室。宿泊料はシングルタイプ(18・2平方m~)で1万円から。