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鳥栖駅前に9階建てビジネスホテルオープン  VGインベストメント    年間稼働率75%目指す


 VGインベストメント株式会社(佐賀県鳥栖市、今畠利幸社長)が、総工費約8億円をかけてJR鳥栖駅前に建設していた、「ホテルベストウェスタン・トス」(市永俊二郎支配人)が9月3日、オープンした。
 同ホテルは、世界80カ国で約4200棟以上展開している米国の世界的ホテルチェーン・ベストウェスタンの加盟ホテル。建物は敷地面積約1000平方mで9階建て・延べ床面積約4000平方m。1階はフロントとレストラン(約60席)、2階に会議室のほかバリアフリー対応客室、3階以上が客室で構成。シングル(15・88平方m)119室、エグゼクティブシングル(27・76平方m)7室、ツイン(27・76平方m)10室の合計136室。宿泊料金はシングルが6000円と7000円の2タイプ。エグゼクティブシングルが1万2000円。ツインが1万2000円。「全室とも部屋の広さとベッドサイズを大きくし、高いグレードでシティホテルよりも手頃な料金体系を実現した」(今畠社長)という。部長クラス以上のビジネスマンを主なターゲットに、稼働率70~75%、年商2億~2億5000万円を目指す。
 市永支配人は、福岡市出身。1977年3月20日生まれの31歳。西南学院大学卒。趣味は陶芸。VGインベストメント株式会社は、同ホテルの運営を目的に07年1月5日設立。資本金は1億5000万円。