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高効率外気処理機を発売  昭和鉄工    6月をめどに


 熱源、空調関連事業の昭和鉄工株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、山本駿一社長)は、6月をめどに高効率外気処理機を発売する。
 昨年4月に発売した吸湿材・デシカントにより空気中の水分を処理する省エネ空調システムの省エネ機能をさらに高めた低温排熱利用が可能な外気処理機「SHOWAリタンエアデシカント」を開発した。室内からの還気(リタンエア)を除湿し、取り入れた外気と全熱交換する「リタンエア除湿方式」を採用することで、従来製品に比べ50%以上の省エネを図ることができる。同社では「CO2排出量削減が求められる中、オフィスや商業施設などでは、依然排出量が増加し続けている。その大半は空調機器のエネルギーによるもの。さらなる省エネルギー化を進めていきたい」と話している。