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骨折治療用のインプラントを発売  山下医科器械    特許申請システムで手術時間短縮


 医療機器・消耗品卸業の山下医科器械株式会社(福岡市中央区渡辺通3丁目、山下尚登社長)は、このほど、骨折治療用の体内埋没材料・インプラントを発売する。
 自社開発製品の拡充を図るもの。インプラントは、連結子会社で医療機器製造販売の株式会社イーピーメディック(大野城市東大利)で開発。特許申請中の「回錠防止ロッキングシステム」を採用することで、手術時間の短縮と治療効果の向上が実現できる。同社では、これまでもマスクや医療用手袋を自社で開発してきた。山下社長は「業界のめまぐるしい変化に適切に対応し、地域医療の発展と経営効率化の支援を進めていく」と話している。