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駐車場稼働減、人件費上昇で経常大幅減  トラストパーク    通期は増収増益見込む


 駐車場経営のトラストパーク株式会社(福岡市博多区住吉4丁目、渡邉靖司社長)の09年6月期第1四半期連結決算は、売上高が10億7500万円で前年同期比6・9%増、経常利益が600万円で同90・7%減の増収減益となった。
 主力の駐車場事業では、営業人員の増加による営業力強化、新規駐車場開発の推進で、駐車場数は6月から16カ所増の388カ所、車室数は517室増の1万8095車室で、売上高は10億6916万円で前年同期比7・2%増加した。しかし、ガソリン価格上昇の影響による自動車の手控えや工事車輌の需要減に伴う既存駐車場の稼働率低下、収益性低下や人件費の上昇により、営業利益は1億3500万円で同18・7%減少した。セグメント別売上高は、住宅や新商品開発などのCG制作事業が、571万円で同28・7%減、不動産等事業が、53万円で同17・2%減だった。通期では、高い収益を確保できる駐車場開発に取り組み、既存駐車場ではカード会員の拡大や、各種運営施策の強化を推進していくことで収益性向上を図り、売上高47億7700万円で同15・9%増、経常利益2億円で同36・9%増の増収増益を見込んでいる。