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韓国にミッションギヤ歯車製造工場を建設中  安永ギヤーテック    6月末に稼働予定


 各種歯車、精密部品製造、加工の株式会社安永ギヤーテック(古賀市薦野1434、安永博政社長)は現在、韓国の泗川市にミッションギヤ用歯車製造の新工場を建設している。昨年11月に着工、4月末に完成し、6月末からの稼動を予定している。
 昨年6月に同社が韓国に設立した現地法人Ygtc―東一(宋社長)が建設している工場で、建築面積は2578平方m。主に自動車のミッションギヤの歯車を製造し、韓国の自動車メーカー大手、現代自動車に納品している部品メーカーに出荷する。従業員は現地で約20人程度採用予定。事業費は3億円。韓国での初年度売上高は3億円弱を見込む。
 安永社長は「まずは3本の製造ラインのうち1本から稼働し、需要に応じてラインを拡大していく。高品質の部品を製造していくとともに、技術も現地に伝えていきたい」と話している。同社は1980年10月創業、1992年10月法人化。資本金は1千万円。年商は2億円。従業員数は14人。安永社長は福津市出身、1953年2月11日生まれの58歳。九州産業大学機械工学科卒。趣味は農業。